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丹野未結:だんぼー(平沢友子)は、今あるもので事足りる。無理に何かを得ることなく生きてきた。そこに現れた真逆に見えるしいめろが、だんぼーの核に触れた事から動き出します。
彼女と一緒にいることで、意図せず変化していくだんぼーでいる為に、2人で過ごす時間は共有と楽しむことを意識しました。
飾り気のなかっただんぼーが女性になった時、彼女は何に気付き、想うのか。
私にとって初めての役柄でしたが、特別なことはせず、何も望まなかった世界から一歩踏み出しただんぼーを目指しました。
原作ファンの方にも楽しんでいただけたら嬉しいです。
春流:この度しいめろこと掛井映美役を
演じさせて頂きました。
映美は無表情で、何を考えているのか
分からない女の子ですが、友子(だんぼー)と出会い、これまで経験していない事をしていく内に変化していきます。
そんな自分に戸惑いながらも前に進んでいこうとする映美(しいめろ)は、とても強い女性だと思いました。
非常に難しい役でしたが、多くの方に楽しんで頂けたら幸いです。
ご感想やメッセージも頂けますと、今後の励みになりますので、是非お願いします♪
風谷南友:この作品は、原作の『濃紫の葡萄』を読んだ時からちょっと不思議の国に連れて行かれたような世界観があって、この作品を愛す監督が、その空気感を大切にされて実写化されたと思います。
なので短い貴重な時間の間、現実とちょっと違った、濃い葡萄の香りが漂ってくるような時間をお過ごし頂ければと思います。
私も、今まで演じた事のない濃い目の役をやらせて頂きました♬
お楽しみください。
西間木猛:僕自身漫画原作の作品に出演するのは初めてでドキドキしていました。
メインの女性達が織りなす恋模様?をどれだけ悪気なく引っ掻き回せるか、という事を考えて役作りしました。
また、個人的に注目していただきたいのはオープニングに現れるゲームソフトのパッケージとゲーム映像のクオリティの高さです。監督の拘りが垣間見られる瞬間です!
個性豊かなキャラクター達がどんな物語を紡いでいくのか…!?
どうぞご覧ください!!
山本白湯:『濃紫の葡萄』は、元々ツイッター用に作成した9ページの短い漫画でした。
漫画を作成したときはまさか映画にしていただけるとは夢にも思っておらず…。
濱村監督からお話をいただいた時も実感がなく、自分の漫画の登場人物が映像になる想像は全くできておりませんでした。
映像になった『濃紫の葡萄』を見て、登場人物の雰囲気が想像していたものにそっくりだったので本当に驚きました。
劇中のゲームについては想像以上の作り込みで、濱村監督が『濃紫の葡萄』をしいめろちゃんとだんぼーちゃんだけでなく、
ゲームそのものも愛してくれていると知りました。
とても嬉しく思った瞬間でした…。
映画版では漫画版と異なるシナリオで物語は進んでいきます。漫画版より華やかな、濱村監督版『濃紫の葡萄』応援よろしくお願いいたします。
また、この度は自分の作品を映画にしていただけるという貴重な体験をさせて頂き、
本当にありがとうございました。